2021年11月21日　復興NAGANO！音楽祭（イベント）

冬美ちゃん便りに内容は書いてあったのですが、冬美ちゃんは平原綾香さんの次にあのブッダのお着物で登場♪
のど自慢で着てくれていた超絶お似合いになるあのお姿です。

夜桜お七を歌ってくれてご挨拶トーク。

平原綾香さんの歌が素晴らしくて出にくかったようなことをおっしゃっていましたが、全くジャンルというか種類の違う素晴らしい歌声と聞き取りやすい歌詞で、一気に客席の雰囲気を染め上げておりました。

新歌舞伎座の豪華な演出の後で、桜の花びらも舞わないステージでバンドさんもいないのですが、それでも歌い慣れて動き慣れた夜桜お七は「名刺がわりに一曲」には豪華すぎるほど坂本冬美さまの世界でした。

♪さくら　さくら♪の手拍子も客席にいっきに広がり、ウェルカムモード。

このイベントの「平原綾香さん、坂本冬美さん、南こうせつさん」のお三方を観にくるお客様っていったい何を期待されてくるんだろう？と私も思いましたが、ご出演のお三方も同じように「大丈夫かな？」と思われていたんじゃないかと思います。

それが、いいものはいい！って雰囲気で全部いいもんだから「客席の雰囲気が温かい」と皆さんおっしゃっていましたが、ご出演のお三方の素晴らしい歌と客席が本当にピタっときてほっとしました。

次にまた君を歌うときには
「私のヒット曲は先程の夜桜お七とまた君に恋してるで終わりですから、、、、」
その後どうおっしゃったのか忘れましたが、超謙遜でした。

その後、また君に続けて千曲川。

久しぶりに聴かせていただきました♪♪

そして
「一番新しい歌ですから歌わなくてはいけないんですけども、チャリティーにはふさわしくないタイトルでごめんなさい（笑）
ブッダのように私は死んだ」
というようにご紹介されたと思います。
客席からは拍手。

そして、いつものように初恋の山本くんから始まるブッダのご紹介をしとくだり。

こちらもドカンドカンうけておりました。

以前、長野は文化的なものに対する意識が高い県民性と聞いたことがありますが、拍手もとても長いし、会館の音響も響きもいいし、客席からも見やすいし、ステージに集中しやすい環境が揃っておりました。

そしてブッダの素晴らしいこと！
フルコーラスだったと思いますが、後ろにMVが出ないのでステージ上の冬美ちゃんにピタッと客席の視線も耳も集中していて、あの世界観、物語にグッと入れて気持ちいい！！

さらに「ひとり咲き」が圧巻でした！

その後のMCでかな？
実はカバー曲が３曲なんです。
とおっしゃられていましたが、オリジナルなのかカバー曲なのかは関係なく、歌手・坂本冬美さんの歌声と世界観がビシバシ伝わる聞き応えのあるステージでした。

ここで、最前列の方がお手洗いに立つのを見逃さず（笑）

「あら、おとうさん！やっとこれから演歌歌うのにどこいくの？お手洗いですか？このあも南こうせつさんも出てくださるから、おとうさんを待ってるわけにいかないんですよ。早く帰ってきてくださいね」

といつもの調子（笑）

力強い風に立つを聴かせていただき、冬美ちゃんの待ち時間40分？が終了となりました。

その後、司会役としても活躍の富澤さんと少しトークしているときにおとうさんが帰ってくると

「もう。終わっちゃいましたよ。」
とお声がけ（笑）
「あ。外で聞いててくださったんですか。良かった」
って。

平原綾香さんのジャンルってなんだろう？
ミュージカルも本業ではないとおっしゃっていたけど、クラッシックだけではないし。

冬美ちゃんを観た方も、演歌歌手・坂本冬美と思って聴くというよりは、やっぱりなんでも上手いなぁ。良い歌だなぁ。迫力あるなぁ。
そんな感想だったんじゃないかと思います。

そうだ。富澤さんとのお話しで、ブッダのときにカンザシを抜いて髪の毛ハラリをやったところを褒められて

「本当はこのお着物はブッダ用ですから、全部をこの姿で表現するのは難しいんですけども。最後の風に立つは男唄ですから、もう一度髪をアップにしたいところでしたが、髪がこうなってたらおかしいでしょ？」

みたいなことをおっしゃっていました。

ぜんぜんおかしくなんかなくて、あのお着物姿とっても好きなんですけど、むしろあのお姿のイメージが「ザ・坂本冬美」だし、ドラマチックな歌もメロディアスな歌も、妖艶な歌も、情熱的な歌も、力強い歌も、なんの演出もなくてもあれだけの世界観をご自分のMC含めてドドーンと出せちゃうことがかっこよかったです！！

ヒット曲のこの曲が聴きたい。というアーティストじゃなくて「坂本冬美」が聴きたい。という、そーゆーことなんだと、今回とても思いました。

私も「平原綾香さん聴いてみたい」と思った感じで、きっと「坂本冬美さん聴いてみたい」も同じように思ってくれていたと感じました。

南こうせつさんも「神田川」「妹よ」「夢一夜」と冬美ちゃんがカバーしている歌を歌ってくださったので、失礼ながら神田川以外は
「あ。これって南こうせつさんの楽曲だったんだ。良い歌だなぁ」
なんて思いながら聞かせて頂きました。

トークも鉄板て感じで面白いし、平原綾香さんのお人柄も素敵で、お互い遠慮やリスペクトはあるものの終始なごやかなステージでした。

その後、アンコールに応える形でお三方が揃って登場。

南こうせつさん
「何を歌いましょうかね。。。」
と言いながら、口笛をはじめて、上を向いて歩こうのメロディー。

手拍子だったか口笛だったかを客席にも求め、少し経ったら客席が静かになっちゃって。

このまま口笛からのア・カペラかなんかで始まるのかな？という雰囲気もあり、冬美ちゃんは南こうせつさんを凝視中。。。

なにがどう始まるの？？？

って感じでしたが、結局バンドさんの演奏が入って3人でソロパートなしの上を向いて歩こうでした。

間奏では南こうせつさんが中心で口笛を吹き、冬美ちゃんは「できないかな？やってみようかな？」って表情で口笛に挑戦。
これが唇を突き出してんまぁかわいい！！

「口笛できなけれぼハミングでも」
と客席になのか共演者になのか声をかける南こうせつさん。

冬美ちゃんまた口笛に挑戦。

できてるのかできてないのかわからないけど、マイクはだいぶ遠くに五木さんのマイクくらい遠くにしているのを、南こうせつさんに覗き込まれ（笑）その冬美ちゃんのマイクを口元までグッと寄せられてしまいました（笑）

冬美ちゃん爆笑。
あの赤のドレスでエレガントに登場したのに、腰も膝も曲げて笑っちゃってる。
超絶かわいい♪

なんとか無事に歌い終えてまたトーク。

なんの話しからか年齢の話し。
あれ？これ歌う前だったかも。
トークいっぱいあって順番も中身もあやしいけど、記憶を頼りに。。。

〜南こうせつさんの歌が終わってからかな？ボイスパーカッション（ボイスなんとかw）みたいにマイクを使って花火がヒューって上がって弾ける音をさせ、照明で花火みたいにライトを光らせるってゆーくだりがあったんです。

そこで何色に見えたら何が不足してる。みたいな占いみたいなことを南こうせつさんがおっしゃって（色ごとの内容忘れましたが）

なので、お３人が揃ったところで衣装の色とその色だと何が足りない。を引っ掛けたトークからスタートしたように思います。

南こうせつさん
「衣装も素敵な赤で」

冬美ちゃん
「情熱が足りてないから」

南こうせつさん
「平原綾香さんは青で」

平原綾香さん
「思いやりが足りてないので」

冬美ちゃん
「あの花火すごいですね！本当に上がってるみたいで」

平原綾香さん
「太鼓と同じで花火の音きくとなんか血が騒ぐから、やっぱり日本人だなぁと思います。」

南こうせつさん
「冬美ちゃんもね、あ。こーゆーこというとSNSで叩かれちゃうから言うのよそうかな。

冬美ちゃん
「なんですか？おっしゃってくださいよ」

南こうせつさん
「冬美ちゃんも（平原綾香さんのように）胸元が開いたドレスにすれば良かったとか思ってます？」

冬美ちゃん
「いいえー。隠してきて良かった♪やっぱり５０代にもなると、なんかこのへん「二の腕）がプルプルしちゃって（笑）やっぱり３０代はハリがありますね！」

南こうせつさん
「こうやって、ジャンルも年齢もバラバラの３人なのですが、お二人とも歌声が素晴らしいね！」

平原綾香さん
「年齢バラバラっておっしゃいますけど、南こうせつさんは40代か50代かって感じだからそんなに離れてる感じしないです」

会場大拍手

冬美ちゃん
「あのぉ。そうなると私より南こうせつさんが年下ってことになっちゃうんですけどぉ」

会場大爆笑

南こうせつさん
「あれ？冬美ちゃんって、、、」

冬美ちゃん
「５４歳になりました」

会場からは「えーーー？（みえない！）」のどよめき。

冬美ちゃん
「私も１９歳でデビューして、、、、」

平原綾香さん
「私も１９歳でデビューです！」

冬美ちゃん
「あら♪おんなじ。それで何歳だっけ？30代ですよね？」

平原綾香さん
「ええ、３７歳です」

「ちょっと、会場からえー？とかの声が出ないということは、年なりってことでしょうか？」

南こうせつさん
「それより、ボク、花火と年齢しか褒めて貰えてなくて、一応歌も歌ったんだけど」

こんな感じでした。

んで、
南こうせつさん
「平原綾香ちゃんはクリスマスソングとか歌えるの？こんな感じの〜」
軽くハミングでメロディを口ずさむ。

平原綾香さん
「歌うことありますよ。」
アカペラで最初は軽く、徐々に素晴らしい感じで英語のクリスマスソングをワンコーラス。

冬美ちゃん
「これ何のコーナーですか？」

客席の感情
（あれ？ここからクリスマスソング歌うのかと思ってたけど違うの？）

南こうせつさん
「いや、歌えるのかなぁ？と思って（笑）冬美ちゃんは？」

冬美ちゃん
「あんなの出来るわけないじゃないですか。どっちかっていったら私はお正月ですよ。
♪んもぉ〜い〜くつね〜るぅ〜とぉ〜お正月〜♪（ど演歌のように小節だらけにして）
お正月にはタコあげて　コマをまわして遊びましょう
もう〜いくつ？？

あれ？最初に戻っちゃった（笑）

は〜やくこいこい　クリスマス！！！♪」

会場大拍手！！！＆大爆笑

平原綾香さん
「すごい！！！」

冬美ちゃん
「いやいや、綾香ちゃんみたいに英語の歌なんか歌えないもの！」

平原綾香さん
「これ、みなさん、全くリハーサルとかないんですよ（笑）急に。もう面白い！」

平原綾香さんも素晴らしかったけど、そこに絶対当たらないものを突如披露した上に、最後をクリスマスで締める機転の利かせよう。。。
今日のハイライトかも（違います！）

そしてその後は「翼をください」

この歌、大好きですが冬美ちゃんがちゃんと全部歌ってくれたことはないんじゃないかな？？？

冒頭が冬美ちゃんソロ
♪いま　わたしの　願いごとが♪
真面目モードのストレートな声！！！
痺れる！！！
♪かなうなーらば　翼がほしい♪

ここ最高！！！
ああ、ソロで最後まで聴かせて！（強い祈り）

その後は綾香さんのソロ。

サビはたぶん３人だったと思います。
2番も同じパートなのでもう一回痺れました♪

平原綾香さんにパートがわたると冬美ちゃんは
「んまぁ、素晴らしいお声。かなわないわぁ」
という表情で首を横に振りますが、それぞれの歌唱法が違うので、それぞれとてもとても素晴らしかったです。

最後は少年少女合唱団？の方と一緒に童謡の「ふるさと」を。

冬美ちゃんは終始マイクを客席に向けてくれていました。

これ、テレビ放送あるのかな？
「お正月〜コテコテ演歌バージョン」
聞いて欲しい！

いや、そーじゃなくていや、やっぱそれもあるけど、口笛とか♪

どんなイベントになるんだろう？と予想も想像もできませんが、終わってみたら楽しい楽しいイベントでした♪

冬美ちゃんいっぱい歌ってくれたし、このメンバーでの選曲や構成もベストオブベストって感じで、衣装もお着物、ドレスともにベストチョイス！！

さすがさすがの冬美ちゃんでございましたー！